沿革
国際福音宣教会(OMF)宣教師ティム・ボイルは札幌市麻生の借家で2〜3人のアルコール依存者と生活を始めた。
札幌市新川の貸家で身内にアルコール依存者を持っていたR・カニングハム(OMF)宣教師夫妻はアルコール依存者中間施設サマリヤ館を開設
スイス青十字からの献金で、現在地南区藤野4条3丁目に土地を購入取得し、同年8月からスイス、アメリカ、カナダからの方々がボランティア活動し、 国際福音宣教会(OMF)をはじめ、内外の多くの方々からの寄付金で本館の建築工事を開始した。
青十字サマリヤ館が竣工し、R・カニングハム(OMF)宣教師を初代館長に迎え開館式を行なった。(入館定員20名)
財団法人青十字サマリヤ会を設立し、柴川正義氏を理事長(藤野福音キリスト教会会員)に8名の理事会構成とした。
第二代目館長として宇都宮利一牧師(日高福音教会を設立)を迎える。
国際青十字連盟(本部スイスのバーゼル)総会にて、日本の加盟が29ヶ国の代表による投票で承認される。
青十字サマリヤ館10周年記念会を開催する。
副館長に大崎政弘牧師(広尾メノナイト教会)を迎える。
第三代目館長として大崎政弘牧師が就任した。これを機に「酒なしで生きること(ソブライエティ sobriety)」が重要と強調するAA(アルコホリクス・アノニマス Alcoholics Anonymous)のプログラムを開始する。(長屋敏男スタッフが1年間協力した。)
財団法人青十字サマリヤ会の第二代目理事長として熊谷豊次医師が就任した。
国際青十字連盟総会出席し、これを機にサマリヤ館独自の「アルコール依存者・薬物依存者への回復のプログラム」を作成。
サマリヤ館独自の「アルコール依存者・薬物依存者への回復のプログラム」を開始する。
第1回サマリヤ館セミナー(在館者及び退館者の体験談を聞く)を開催(場所:札幌市民会館研修室 講師:旭山病院 山家研司先生・精神衛生センター 田辺等先生等)
ふじの共同作業所を開所し、道内初のアルコール依存者の小規模作業所として、同年4月に札幌市より許可される。
青十字サマリヤ館は共同住居(定員16名)として札幌市から認可される。
青十字サマリヤ館は国の法内施設グループホーム(定員11名)として認可される。
ふじの共同作業所は小規模通所授産施設(通所定員19名)として認可される。
共同作業所サマリヤ・カンパニー(通所定員10〜14名)を開所し、2002年4月に札幌市より認可される。
青十字サマリヤ館は共同生活援助事業(障がい者自立支援法)グループホーム(定員10名)として指定される。
第四代目館長として齊藤和夫(精神保健福祉士/日本イエス・キリスト教団幌向小羊教会会員)を迎える。
レンブラント「よきサマリヤ人(びと)」(1650)
(「善きサマリヤ人」とも書く)というのは、とても悲惨な目に遭った人がいるのに誰も手を差し伸べようとしないなか、一人のサマリヤ人が悲惨な目に遭った人を介抱し安全な宿屋まで運んであげる話しです。これは新約聖書の中のキリストが語られた譬え話しの一つです。
ルカによる福音書・第10章30-38節
ある人がエルサレムからエリコへって行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたま ま立ち去った。ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、その向こう側を通って行った。同じよう、レビ人もその 場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。とろが、旅をしていたあるサマリヤ人は、そばに来ると、その人を 見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばにせ、宿屋に連れて行って介抱した。そして、翌日にな ると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけ に払います。 さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人隣人になったと思うか」。律法の専門家は言った。「その人を助けた 人です」そこで、 イエスは言われた。「行って、あなたも同じようにしなさい」
1877年(明治10年)にスイスのジュネーブでアルコール依存症者の救助を目的としてL・L・ローシャ(Louis-Lucien Rochat)牧師によって創立されたクリスチャンの団体である。現在、51カ国が加盟し、最近はアルコールの他に麻薬や薬物等にも取り組んでいる。世界に25万人以上の会員がおり、2600以上のグループや120ヵ所以上の施設を運営している。特に青少年へのノン・アルコール教育や出版物等による啓蒙に力を入れている。
